Lenovoは2019年1月、一足早く米国でThinkPad X1 2019が発表されました。米国での発売は6月予定ですので、日本でも2019年夏以降に発売される予想です。
ThinkPad X1 Yoga2019には、約2年ぶりの筐体が刷新となっています。
旧モデルとの違いはどのようなところがあるのでしょう。
ThinkPad X1 Yogaシリーズを検討されている人は、現在のモデルを購入した方がよいのか、ThinkPad X1 Yoga2019を購入した方がよいのでしょうか。比較も含めて徹底解説します。
2018年モデルはコチラ。
目次
- 1 ThinkPad X1 Yoga 2019のスペック、仕様、価格
- 2 ThinkPad X1 Yoga 2019のデザイン
- 3 ThinkPad X1 Yoga 2019のポート類・LTE対応
- 4 ThinkPad X1 Yoga 2019の液晶
- 5 ThinkPad X1 Yoga 2019のキーボード
- 6 ThinkPad X1 Yoga 2019の処理能力(CPU、メモリ、ストレージ)
- 7 ThinkPad X1 Yoga 2019のバッテリーの持ち
- 8 ThinkPad X1 Yoga 2019の重量
- 9 ThinkPad X1 Yoga 2019の総評
- 10 ThinkPad X1 Yoga 2019の最安値
ThinkPad X1 Yoga 2019のスペック、仕様、価格
OS | Windows 10 Home/Pro |
CPU | 第8世代インテル Core |
GPU | Intel UHD 620 |
RAM | 8GB/16GB |
ストレージ | 最大2TB PCIe SSD |
ディスプレイ | ・14インチIPS(1,920 x 1,080)タッチ/ePrivacy ・14インチWQHD IPS (2,560 x 1,440)タッチ ・14インチUHD IPS(3,840 x 2,160)HDR |
カメラ | webカメラ(W HD+IR.Windows Hello対応) |
バッテリー | 51Wh、公称約15時間 |
ワイヤレス | あり |
指紋センサー | あり(オプション) |
キーボード | 未定(バックライト機能あり) |
セキュリティーチップ | TPM2.0チップ |
本体寸法(幅×奥行き×高さ) | 323× 218× 15.2㎜ |
本体重量 | 1.35kg~ |
米国で発表されたものですので、日本発売される際には少し変わるかもしれませんので正確ではありません。
価格は、米国の発売価格が約21万2千円からとなっていますので、日本で発売される際もあまり変わりがないといってよいでしょう。
現在のモデルの2018年版は現在の価格が16万からとなっていますので、約6万円の価格差が出ると予想されます。
ThinkPad X1 Yoga 2019のデザイン

今回の一番変わった点は、筐体が従来のプラスチックベースからアルミニウム削り出しに変更されました。
アルミニウム削り出しに変更されたことにより若干軽量化されています。
天板にカーボン柄が採用されても高級感を維持したまま小型化・軽量化を実現させています。
カラーは、従来型はブラック・シルバーの2色だったが今回のモデルはアイロングレイというブラックに近いグレイの1色のみになっていますので、日本版でも変わらないと予想されています。
アイロングレイは指紋も目立ちにくいですので汚れが目立ちません。
大きさは、旧モデル:幅×奥行き×高さ㎜:333×229×17.05㎜から、 323× 218× 15.2㎜と幅・奥行き・高さとも約11%薄く、底面積が17%小型化されています。
また、Dolby Atmosサウンドシステムに対応しており、キーボードの上に2つのスピーカーを配置して直接耳に届くようにし、さらに底面には2つのサブウーファーを搭載しています。
マイク機能も性能が向上しており、高感度マイクを4つ搭載したことによりWindows10のCortanaやAmazon Alexaなどの音声アシスタントにも対応しています。
現在のモデルも音質は良いものでしたがさらに音質がアップしており、よい音質を実現できています。
ThinkPad X1 Yoga 2019のポート類・LTE対応

ThinkPad X1 Yoga 2019のポートは、USB-C (TB3) x 2、USB 3.1 Gen 1、USB 3.1 Gen 2、HDMI、LAN (ドングル必要)、ドッキングコネクタとなっています。
現在のモデルのポートは、USB-C (TB3) x 2、USB 3.0 x 2となっていましたので、USBポートが1つ増えています。
今回のThinkPad X1 Yoga 2019は、ThinkPad X1 Carbonと同様に米国発表版ではmicro SDカードスロットは搭載されていないようです。
SDカードスロットが非搭載になって際も残念に思った人が多いので、さらに残念ですね。
旧モデルでは、一部のドッキングステーションに対応が出来ませんでしたが、今回のモデルでは、“Slide-to-connect switch”対応のコネクタを搭載したことにより、全てのThinkPadドッキングステーションが利用できるようになっています。
LTEに関しては現在のモデルと同様対応されています。
ThinkPad X1 Yoga 2019の液晶

液晶は、14インチのまま変更はなくFHD IPS タッチ(300nit)、FHD IPS タッチ/ePrivacy(400nit)、WQHD IPS タッチ(300nit)、UHD(4K) IPS タッチ/ HDR(500nit)となっています。
旧モデルはではUHD(4K) IPS タッチ/ HDR(500nit)が搭載されておらず、新たに4Kパネルが選べるようになっています。
また、「ThinkPad Privacy Guard」という液晶のプライバシー機能も新たに搭載されており、横からみることの防止を実現させています。
ディスプレイ上部搭載のカメラには従来同様にプライバシー機能を備えたThinkShutterを搭載されていますが今回のモデルではWindows Hello対応顔認証機能付きカメラにもThinkShutterが対応されるようになっており、セキュリティ機能が強化されています。
タッチペンは、旧モデルと同様本体に内蔵可能な充電式のThinkPadペンとなっています。機能は詳細がでていませんが、従来と同様の機能となっています。
ThinkPad X1 Yoga 2019のキーボード

キーボードは旧モデルと比較してもかわりません。
大きさは小さくなりましたが、キーボードの大きさ、幅など変更されていないようです。
ThinkPad X1 Yogaシリーズでは、2 in 1 PCとなり、タブレット機能も搭載されていますが、旧モデルでは、タブレット機能を使用した際キーボードが下がり、ボタンを押してしまうことを防止するリフトンロックに対応されていましたが、今回のモデルは対応していないと思われます。
指紋認証機能は、オプションにて選択することができます。
ThinkPad X1 Yoga 2019の処理能力(CPU、メモリ、ストレージ)

CPUに関しては、第8世代Corei7または、Core i5となっています。
現在モデルとほとんど変わらないようですが、日本版になると確実に処理速度が速くなると予想されます。
メモリは8GBから最大16GBと変わりありません。CPU・メモリ・ストレージに関してはほとんど変わりがないようです。
ThinkPad X1 Yoga 2019のバッテリーの持ち

最大バッテリーは現在のモデルが最大 約16.3時間(54Wh)、今回のモデルが約15時間(51Wh)となっていますので約1時間程度バッテリーの持ちが落ちています。
今回のモデルにはUHD 4Kもありますので、UHD 4Kはさらにバッテリーの持ちが悪くなるでしょう。
オプションをつけると現在もモデルの1時間で80%充電できる急速充電機能も就いていますので安心です。
ThinkPad X1 Yoga 2019の重量
重量は旧現在のモデルが約1.42kg、今回のモデルが1.35kgとアルミ素材が採用ことにより軽量化されています。
2 in 1 PCのパソコン特にThinkPad X1 Yogaシリーズは重いですので、14インチで1.35㎏の重さは軽い重量であるといえます。
ThinkPad X1 Yoga 2019の総評

今回発売されるモデルThinkPad X1 Yoga2019は、アルミニウム削り出しがが採用されたことにより更なる軽量化、小型化が実現されています。
カラーも、ブラック・シルバーからアイロングレイという新しいカラーになり指紋のつきにくいおしゃれなカラーデザインとなっています。液晶に関してもUHD4K採用により美しい液晶で画面を見ることができます。
“Slide-to-connect switch”対応のコネクタを搭載したことにより今回のモデルでは対応できなかった、すべてのドッキングステーションに対応できるようになっています。
また、スピーカーを改良、セキュリティの強化により、さらなるよい音質で安全に映像、音を含めたパソコンライフを楽しむことができます。
しかし、米国で発売のポートではmicroSDが採用されておらず、リフトンロックにも対応していないようですので気にかかります。
ThinkPad X1 Yogaシリーズのよいところ2in1PC、充電式タッチペンはそのまま残し、処理速度が速くなっいると思われますので、検討している人は、日本版の発売を待って日本版の機能を確認した上で現在のモデルを検討してもよいかもしれません。
どちらにしても発売が楽しみが1台です。
2018年モデルはコチラ。
Sponsored Link
コメントを残す