ビジネスモデルのノートパソコンとしてベストセラーを誇るLenovoのThinkPadTシリーズから2019年3月19日にThinkPad T490sが発売されました。
ThinkPad T490sには、旧型ThinkPad T480sとは異なった機能が備わっています。
新しくなったThinkPad T490sの仕様や最安値等について、旧型との違い、どちらが購入した方が良いかも含めてレビューしていきたいと思います。
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目次
ThinkPad T490sのスペック、仕様、価格
OS | Windows 10 Pro 64bit |
CPU | 第8世代インテル®Core プロセッサー(カスタマイズによる選択) |
GPU | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620) |
RAM | 最大32GB (PC4-19200 DDR4 SDRAM) ※「32GBメモリ」は後日販売開始予定 |
ストレージ | SSD |
ディスプレイ |
※「ThinkPad Privacy Guard」、「省電力液晶」は後日販売開始予定 |
カメラ | (カスタマイズによる選択) |
バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー (固定式) |
ワイヤレス | あり |
指紋センサー | 搭載可能(カスタマイズによる選択) |
キーボード | フルサイズ・日本語キーボード 、JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド カスタマイズによる選択可能 |
セキュリティーチップ | TPMあり |
本体寸法(幅×奥行き×高さ) | 約328.8 x 226.15 x 16.7mm(FHD/FHDマルチタッチ/Privacy Guard) 約329.0 x 225.8 x 16.1mm(WQHD/省電力) |
本体重量 | 約1.24kg~(No Touch) 約1.31kg~(Touch) |
スペックに関しては以上の選択肢があります。
液晶はFHDとWQHDの2種類があり、それぞれ大きさも違います。
マルチタッチは対応とそうでないもので本体重量が変わってきます。
価格は約13万円から18万円とカスタマイズにより価格が変わりますが他のノートパソコンに比べて低価格だといえます。
ThinkPad T490sのデザイン

デザインは、ブラックの1色です。旧モデルもブラックのみですので、今後のカラー展開はないと思われます。
本体の大きさはFHD液晶が、幅×奥行き×高さ(㎜):約328.8 x 226.15 x 16.7mm、WQHD液晶が約329.0 x 225.8 x 16.1mmとなってます。
旧モデルは、幅×奥行き×高さ(㎜):約331×226.8×18.45ですので、幅は約4㎜、高さは約2㎜低くなっていますので旧モデルに比べて少しコンパクトになっています。
大きさは、シャープになりましたがキーボードの大きさも変わらず、凹凸が少ないのでシンプルな設計になっています。
ThinkPad T490sのポート類・LTE対応

ポート類です。USB3.3が4つ、HDMI、Thunderbolt™ 3、ヘッドホンとなっています。旧モデルと違い、有線LANポートがなくなっています。
他にも、ThinkPadT480sは3-in-1メディアカードリーダーでしたがmicroSDメディアカードリーダーのみとなっています。
LANポートがなくなりましたので写真などを簡単に取り込むことが出来なくなっています。
LTEを選択すると外やオフィスのいたるところでもインターネットに接続できます。ま
た、オプションのドッキングステーションに対応していますので、これで他のポートを接続することができます。USB Type-Cのポートで簡単にデバイスに接続でき、さまざまな周辺機器に接続することができます。
ThinkPad T490sのディスプレイ

液晶は、旧モデルと一緒で14型の液晶です。液晶の選択は、旧モデルでは3種類でしたが、5種類に増えました。
WQHD の液晶からみてみましょう。WQHDの液晶は2560 x 1440と解像度が高い液晶です。
WQHDの液晶の中でも、旧モデルはWQHD IPS 今回のモデルはWQHD DOLBY Vision液晶とさらに解像度があがり、海外のサイトでは100% Adobe color gamutにも対応しているようなので、デジタル写真などを現像する際、色の再現に優れています。
※2019年4月12日現在ではまだ発売されていません。
FHD IPS液晶は4種類あります。全て非光沢ですので長時間パソコンを使用しても目の負担が軽減されます。
今回のモデルでは、前回のシンプルなIPS液晶、マルチタッチ液晶に加え省電力液晶、PrivacyGuard液晶が追加されてます。
省電力液晶はは名前の通り、液晶を省電力にすることでバッテリー駆動をのばしています。
もう一つのPrivacyGuard液晶は、現在新しいThinkPadシリーズには追加されているプライバシー機能の充実です。のぞき見、側方から液晶を見ることをブロックすることができます。
また、のぞき込むと警告音がなる便利な機能です。
省電力、PrivacyGuardの搭載モデルは2019年4月12日時点では発売されていませんので今後の発売が楽しみな機能です。
指紋センサーやIRカメラはカスタマイズにより選択ができ、Windows Helloによる顔認証サインインに対応しているなどセキュリティも強化されています。
ThinkPad T490sのキーボード

日本語キーボード対応となっています。
バックライト付きはカスタマイズによって選択可能となっています。
旧モデルを引き継ぎ、タイピングしやすいキーボードとなっています。12項目の米軍調達基準に準拠、200以上の品質チェックのテストをクリアしているので旧モデルと同様耐久性に優れているものとなっています。
キーボードのほかに、Cortanaという機能があります。
Cortanaとは遠距離の音声に対応するマイクが内蔵されていて音声にて指示することができます。
この機能を使えばファイルやカレンダーの機能がすぐに表示することができ作業が効率よく行うことができます。
ThinkPad T490sの処理能力(CPU、メモリ、ストレージ)

処理速度にかんしです。旧モデルは第8世代Coreプロセッサー(Kaby Lake-R)ですが、新モデルは第8世代Coreプロセッサーでも最新のWhiskey Lake-Uを搭載したことで少しですが処理能力が向上しています。
CPUの性能に関しては、Core i7-8565UとCore i5-8265Uを採用しており、旧モデルと同じく標準の性能のCPUには問題ありません。
メモリは、最大32GBとなっていますが、最低8GBから32GBと用途によってカスタマイズできます。旧モデルは、最大24GBですのでメモリの容量が大きくなっています。
まだ32GBは発売されていませんので今後の発売に期待したいです。
ストレージは、SATAとPCIeの2種類から選べます。ストレージは、旧モデルとの変更はありません。
ThinkPad T490sのバッテリーの持ち

バッテリーの持ちは、旧モデルの約15.4時間に比べて最大約23.95時間とThinkPad T490sの特徴でもあるバッテリーの持ちとなっています。
ただし、この最大のバッテリーの持ちは、省電力ディスプレイを搭載している場合のみで現在は発売されていません。
通常ディスプレイ時は、最大約17.7時間ですので十分なバッテリーの持ちといえます。
ThinkPad T490sの重量

ThinkPad T490s 重量は液晶がFHDタッチの液晶は約1.31kg、他の液晶が約1.24kgとなっています。
旧モデルが約1.32kg~ですので、旧モデルよりもコンパクトになっている分、軽量化が実現しています。
持ち運びにも便利で長時間片手で持つことができます。
ThinkPad T490sの総評
ThinkPad T490s は、旧モデルに比べてコンパクトになり軽量化が実現しています。
また、液晶が自分にあったディスプレイを選ぶことが出来るようになりました。
バッテリーの持ち、プライバシー保護により用途によって選べますので作業が行いやすいです。
しかし、SDカードリーダーやLANポートが省かれ、外部グラフィックスも搭載されなくなりましたので、その機能を重視したいと考えている人は旧モデルの方がよいでしょう。
価格も低価格ですし、機能性も問題ないですのでおすすめの1台です。
ThinkPad T490sの最安値
LenovoのPCは公式直販サイトだと基本的に常に割引で購入できるので、公式直販サイトが最安値になっています。
ThinkPad T490sの2019年4月現在の価格は¥134,082(税込)~となっています。

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