ThinkPadシリーズでも人気の高いXシリーズ。
ThinkPad Xの最新版ThinkPad X390が、2019年3月20日にweb直販されました。
発売されたばかりのThinkPad X390は、旧モデルと大きく変わった点がいくつもあり注目度も高い新型モデルとなっています。
今回はそんなThinkPad X390のレビュー、価格(最安値)、スペック、評判を旧モデルと比較を含めて紹介します。
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目次
ThinkPad X390のスペック、仕様(カスタマイズ箇所についても)、価格
OS | Windows 10 Home 64bit Windows 10 Pro 64bit その他のエディション選択可能 |
CPU | 第8世代インテル®Core™ プロセッサー(カスタマイズによる選択) |
GPU | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620) |
RAM | 最大32GB (PC4-19200 DDR4 SDRAM) ※「32GBメモリ」は後日販売開始予定 |
ストレージ | SSD/SSD +Intel® Optane™ メモリ ※「Intel® Optane™ メモリ」は後日販売開始予定 |
ディスプレイ | LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし、ThinkPad Privacy Guard LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし LED バックライト付 13.3型 HD TN液晶 (1366 x 768)、光沢なし ※「ThinkPad Privacy Guard」、「マルチタッチ対応」は後日販売開始予定 |
カメラ | カメラなし HD 720p カメラ 、ThinkShutter付 HD 720P+IR カメラ、ThinkShutter付き (カスタマイズによる選択) |
バッテリー | 6セル リチウムイオンバッテリー (固定式) |
ワイヤレス | あり |
指紋センサー | 搭載可能(カスタマイズによる選択) |
キーボード | 日本語キーボード 、英語キーボード選択可能。バックライト・キーボードはカスタマイズによる選択可能 |
セキュリティーチップ | TPMあり |
本体寸法(幅×奥行き×高さ) | 約 311.9 x 217 x 16.5mm FHD No-Touch (カーボン素材) 約 312.0 x 217.2 x 16.9mm FHD No-Touch (樹脂素材) 約 311.9 x 217.2 x 16.9mm FHD Touch/HD (樹脂素材) |
本体重量(バッテリー・パックを含む) | FHD 約1.18kg~(カーボン素材)、1.33kg~(樹脂素材) FHD Touch 約1.29kg~(樹脂素材) HD 約1.33kg~(樹脂素材) |
スペックに関しては以上の選択肢があります。
OSが2種類あり、Windows 10 Home 64bitがスタンダードタイプからプレミアムまでメモリに合わせて3つ、Windows 10 Pro 64bitがスタンダード、パフォーマンスと2つのグレードがあります。
それぞれ価格も、Windows 10 Home 64bitが193,320円から290,520円、Windows 10 Pro 64bitは224,640円から254,880円です。
パソコンの素材も選べ、素材によって重さも変わります。まだ、発売されていないグレードもありますが、約300,000円は高いですね。
旧モデルに比べて約4~5万円高くなっています。
ThinkPad X390 のデザイン

デザインは、旧型モデルと同様シンプルでスタイリッシュなデザインとなっています。凹凸も少なく余分なものがありません。
色はブラック1色となっています。
旧モデルもブラックのみの発売でしたので、他のカラーはでることがないと考えられます。
ThinkPad X390 になり、旧モデルより大きさが大きくなりました。
旧モデルのThinkPad X280は約307.7×209.8×17.4㎜、ThinkPad X390は約 311.9 x 217 x 16.5mmからとグレードによって価格は違いますが、縦・横の長さは大きくなり厚みは薄くなっています。
2つを並べても少し大きくなったのが分かります。同じタイプの別の会社のノートパソコンに比べてもThinkPad X390は大きいです。
ThinkPad X390 のポート類・LTE対応

ポートは、USB‐C 3.1 が1つ(1つは電源共用)、USB 3.1 Gen 1が2つ、USB 3.1 Gen 2 Type-(Thunderbolt™ 3)が1つ、HDMI、マイクロフォン、セキュリティー・キーホール、スマートカードリーダー(一部構成でのみ選択可能)、SIM カードスロット(nanoSIM対応、LTE非対応のモデルにSIMカードを挿入しても機能しません。)& microSDメディアカードリーダーとなっています。
ポート類も旧モデル(ThinkPad X280 )とほとんど同じですが、USBポートの1つが3.1Type-CUSB(Thunderbolt)からUSB 3.1 Gen 2 Type-(Thunderbolt™ 3)に変わったことで、転送速度が5 Gbpsから10Gbpsに上がっています。
また、LTEを選択すると、どこでもインターネットとの接続が可能になりますので場所を問わず使うことができます。
一部構成でスマートカードリーダーを搭載していますので、確定申告の書類も簡単に作成できます。
microSDメディアカードリーダーもあり画像などを読み込むことができます。場所が背面になりますので少し使いにくいです。
そして旧モデルThinkPad X280から引き継がれた耐久性がよいことも注目ポイントです。飲み物をこぼしたり衝撃を与えても壊れにくい12数項目にわたる耐久テストに合格してます。
液晶は180度開くことができるのも使いやすさの1つです。
LANポートは、付属のドングルが必要となります。
ThinkPad X390 の液晶

液晶の大きさが変わったことが一番の注目ポイントです。
ThinkPad X200シリーズは、12.5型と最小のThinkPadとして約10年販売されてきましたが、今回発売されたThinkPad X390は、ディスプレイサイズが13.3型となっています。
また、液晶は4種類から選択することができます。
- HD(1366×768)TN液晶・光沢なし
- FHD(1920×1080)IPS液晶 ・光沢なし
- FHD(1920×1080)IPS 液晶・光沢なし・マルチタッチ対応
- FHD(1920×1080)IPS 液晶・光沢なしPrivacyGuard
一番安い価格のHD液晶は価格は安いですが、解像度が低くのはもちろん視野角も狭いのでおすすめできません。
そして、今回新しいモデルの液晶ディスプレイに採用されたThinkPad PrivacyGuard搭載モデルがあることです。
ThinkPad PrivacyGuardとは、セキュリティー強化されたモデルで、上部中心にカメラが搭載しており、正面以外に画面を見ること(のぞき見)をブロックしてくれます。
覗き込もうとされる際もアラート音がなるなどセキュリティ対策も万全です。
まだ、このモデルは2019年4月初旬現在発売されていませんので、楽しみなモデルといえます。
旧モデルより引き継がれたWebカメラでのプライバシー対策となる開閉式カメラカバーThinkShutterもあり、Windows Hello対応顔認証カメラ搭載機種もありいろいろな搭載を用途に応じてカスタマイズすることができます。
また、指紋認証機能は、カスタマイズにより選ぶことができます。
ThinkPad X390 のキーボード

今回のモデルに変わり日本語キーボードだけでなく英語キーボードも対応となりましたのでさらに使いやすくなっています。
バックライト付きはカスタマイズによって対応できます。
ThinkPad Xシリーズのキーボードが使いやすいと口コミでも言われていますので、使いやすい機能も前回モデルより引き継いでいます。
キーボードの大きさは、旧モデルより縦も横も大きくなっていますのでキーボードも比べてみても広くなっていますのでますますタイピングがしやすなっています。
ThinkPad X390 の処理能力(CPU、メモリ、ストレージ)

旧モデルとの変化は、CPUです。旧モデルは第8世代Coreプロセッサー(Kaby Lake-R)ですが、新モデルは第8世代Coreプロセッサーでも最新のWhiskey Lake-Uを搭載したことで処理能力が向上しています。
メモリに関しては、マザーボード直付けで最大32GBですが現在まだ発売されてません。
ストレージはSSDのみ対応となっています。
ThinkPad X390 のバッテリーの持ち

バッテリーの持ちは、最大約19時間となっており旧モデルより約3.2時間持ちが良くなっています。
液晶が同じタイプの物の中では上位に入るバッテリーの持ちのよさです。
旧型モデルにも搭載されていたバッテリー消耗時、急速充電機能により約1時間で80%の充電が可能なことも旧モデルより引き継がれています。
※急速充電機能は65W ACアダプター利用時のみ使用可能です。
ThinkPad X390 の重量

ThinkPad X390 の重量は約1.18から1.33kg、旧モデルは約1.13から1.27kgと約50g大きくなっています。
縦と横が広い分重くなったといえます。トップカバーがカーボン仕様か樹脂素材を選べるものもありますのでカーボン素材を使用すれば持ち運びがよく最軽量になります。
この重さは他のノートパソコンと比較しても特別重いわけでも軽いわけでもありませんが持ち運びは便利です。
ThinkPad X390 の総評
ThinkPad X390の最大の特徴は、液晶サイズが13.3型となったことでしょう。縦と横も少し大きくなり重くなりましたが、この大きさ・重さは他のノートパソコンと比べても特に広すぎる重すぎるということはありませんので安心して使用できます。
まだ発売されていませんが、セキュリティ対策がしっかりされたThinkPad PrivacyGuard搭載モデルは魅力的です。
様々なカスタマイズができる反面、旧モデルからキーボードやポートの使いやすさを引き継いでいるので今後、発売されるグレードを待って購入するのもよいかもしれません。
ThinkPad X390 の最安値
LenovoのPCは公式直販サイトだと基本的に常に割引で購入できるので、公式直販サイトが最安値になっています。
ThinkPad X390の2019年4月現在の価格は¥119,858(税込)~となっています。

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